焼き直し
2012年 12月 23日
映画業界のアイディアが枯渇しているのかね。そんでもって、テレビドラマも顕著だよね。
ちょっと前の「白い巨塔」もそうだけど、今度は「セーラー服と機関銃」だってさ。
だいたいリメイクものとか、パート2で面白かったためしって無いんだよな。例外は「ゴッド・ファーザー」くらいかな。
「ロッキー」なんて朝の連続ドラマ小説みたいに続いたもんね。
やっぱり、第1作目ってパワーあると思うよ。
歌も一緒で、アレンジをやり直して“セルフカバー”なんてカッコつけてリリースするアーティストが多いけど、焼き直した歌でオリジナルより良かった作品は少ないなぁ。
再レコーディングなんていわれても、こっちとしては最初に聴いたインパクトがあって、それが脳に刻まれるから、焼き直されると別の歌に聴こえてしまうのだよ。ましてや、その歌を聴いた時の情景が浮かんだりすると、もう“思い入れ”が先に来てしまう。だから正当な判断が下せなくなる。オリジナルレコーディングは良きにつけ悪きにつけ、その作品の真の姿なのだから。
でもこれが、ライヴだと許せたりする。ライヴとレコーディングは別物という考えがあって、曲によっては、逆にライヴアレンジを期待したりもする。
逆に、CD通りのきれいな演奏をされると、
「CDそのまんまじゃん。ライヴなんだからもうちょっとヒネれよ。」なんて思ってしまう私みたいなオーディエンスはたくさんいると思う。
あれれ、いつの間にか音楽の話になっていた。映画の焼き直しが目立っていたもので・・・。
2006年9月22日
花形