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音楽雑文集


by yyra87gata

エリック・クラプトン 日本武道館公演2016/4/13

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2016/04/14
今回はネタバレしてますので、まだ公演をご覧になられていない方は決して読まないでください。
絶対に。


パンフレットの冒頭に記載されたECの挨拶文

また皆さんのもとに戻ってきました!
すでにツアーからの引退を表明しているので、おかしな話かもしれませんが、じつはまだ、それがどういうことなのか理解できていません。だったら、きちんと受け止めてしまう前に東京に向かい、友人たちと再会するのもわるくない。そう思ったのです。

 武道館の椅子に腰掛け、パンフレットを開くとこんなC調の挨拶。あ〜典型的なB型人間だ、と思いつつページをめくる。ギターを構える姿は相変わらずカッコいい。ただ、顔の張りは無くなり、おじいちゃんの顔になってきたが、よくぞ、日本に来てくれましたよ。ツアーを引退し、大々的に世界を回らなくなったECですが、日本には来てくれた。ま、素直に喜びましょう。
ページをめくる。
ドラムがヘンリー・スピネッティじゃないか!
クリス・ステイントンのピアノ、これ、まさしく俺が最初にECを武道館で観た『ジャスト・ワン・ナイト』(1979)時のメンバー!
いい加減、スティーブ・ガットのドラムには辟易していたから(スティーブ自体は悪くないのよ、ただ最近のスティーブはロックビートが叩けないので、おっさんがやる横ノリのビートになってしまうのよ。だからECとは全然合わない。れーいらぁ〜ってコブシまわっちゃうかんね)、このドラムは良い選択ですよ、EC!
アンディ・フェアウェザー・ロウのギターか…。ま、地味だけど、しっかりバッキング出来る人だから良しとしよう。
ベースのデイブ・ブロンズもブルース的なアプローチが得意な人なのでOK。
オルガンにポール・キャラック。なんか、嫌な予感。前回の来日公演にも参加しているが、ヴォーカルを取るんだよ、この人。ま、イギリスではヒット曲持ってるし、知る人ぞ知るといった玄人受けするミュージシャンね。でも、ECのコンサートなんだからちょっとは考えたら、と思ったのが前回の来日公演の感想だったのだ。だけど、ECが認めた人なんだから、ま、いいか、と自分の中で処理したんだけど…また、いるね。
マンドリン持っているダーク・パウエルって誰?お初の人だね。
しかし、パブロック臭が漂う面子だわ。
おっ、客電が消えた!
始まるよ〜。


 アンディ・フェアウェザー・ロウもポール・キャラックもアコーディオンやフラットマンドリンを弾いてたダーク・パウエルも途中で出てきた小僧(ちゃんと紹介しろよ、調べたらエド・シーランという若手シンガーソングライター)も悪くないよ。
何が悪いって、全てECと、このステージの演出を考えた馬鹿のせいだね。
全く前回と同じ展開。
「エリック・クラプトン」という名前で客を呼んでるなら、最後は本人がちゃんと締めなければ!
前回もアンコールの最後がポール・キャラックだったしな。
正味1時間30分のステージ(これ、今までの中でも最短に近い)で、クラプトン以外の人が4曲も歌っている。そんな演出、誰が望むんだ?みんな、クラプトンを観に来てるんだろ。
俺は、「クラプトンがそこにいればいい」とか「神様だから何でもいい」とか「ギター弾いてくれていればなんでもいい」なんていう人を相手に書いてないからね。クラプトンをいちミュージシャンとして捉えて書いてるからね。
連れて来たバンドメンバーはそれぞれみんな良い面子だと思うよ。それぞれヒット曲を持っているかもしれないしね。でも、こういう構成にするんだったら「クラプトンファミリー」という名前でステージをやってくれよ。そういう目で観るから。
 過去、エルトン・ジョンやマーク・ノップラー、ジョージ・ハリスン、ジェフ・ベック、スティービー・ウィンウッドなどと来た時はちゃんとクレジットしてたでしょ。ロバート・クレイだってオープニング・アクトってちゃんと書いてあったよね。書いてあれば、そういう目で見るし、そういう心構えがあるのよ。EC単体のステージでなければ、もしかしたらコンサートに行かない人だっているかもしれないし。
 少なくとも日本では、知らない曲が出たら、殆ど英語なんて通じてないから、みんな雰囲気で聴いてるわけ。増してや知らない人が歌っていたらどうよ。
でも、それがクラプトンが歌っていれば、まだ納得するわけ。新曲かなぁ〜なんて思いながら。新しい曲との出会いだから喜ばしいことですよ。
だから、「知らない曲ばかりでつまらなかった」と評する客は論外。そういうやつは「家でヒットソング聴いてろ」って言いたいのです。
ま、100歩譲って、クラプトンに来てる大半の人は、「レイラ」や「ティアーズ・イン・ヘブン」や「チェンジザ・ワールド」というヒット曲やクリームの時代の曲を期待してることは心理でね。当り前じゃん、そんなこと。ヒット曲を持つミュージシャンの宿命なんだけどさ。
だから、前にもブログに書いた事あるけど、年がら年中ECは来る訳でもないし、増してやツアー終了宣言までしている人で年齢を考えてもこの先、あと何回観れるんだろうなんていう人ですよ。そんな人が日本のこの不況下で13,500円も取って、このステージか?ってことになるわけよ。
前回来日のステージは、ポール・キャラックがやたらと目立っていて、ちょっとどうかな、なんて思ってたけど、今回はアコーディオンやバンドネオンも入って音楽が全然ロックじゃないのよ。それでいてブルースにもなって無いのよ。
いつからクラプトンはパブロックになったんだ?って叫んでた人もいたね。

 今回のステージは、ゆったりと始まり、アコーディオンの響きからして、何処かザ・バンドを彷彿させる音でした。
懐古趣味としてクラプトンを聴きたいなどとは決して思わないし、新曲を書き続けるミュージシャンは尊敬もします。
しかし、ステージングは、客と共に作り上げていくナマモノで、何度も言うけどグチャグチャとメインヴォーカルが変わる「クラプトンのコンサート」ってどうなのよ!ということ。
こうなってくると不満がどんどん出てくるわけ。ECはミスタッチだって多かったしね。もう殆ど手癖で弾いてるだけ。ジェフ・ベックのようにいまだに成長している同年代のギタリストもいるのに。
ギターの音だって相変わらず、ブオブオした下品なストラトのレースセンサーで歪ませた音と、ピエゾマイクのエレアコみたいなマーチンと思えないやっすい音。
これでECはOK出してんのかね。黒澤楽器、いいのかこれで。こんな音、マーチンの音じゃねぇぞ。こんなんでマーチンと思われるとマーチンユーザーが悲しくなる。

 俺はクラプトンのステージ見始めて40年近くなるけど、今回だけは我慢ならんね。
前回は最後のツアーという言葉の割には最後の歌がポール・キャラックなの?という適当な演出に開いた口が塞がらなかったけど。
そうだ、思い直した。ポール・キャラックも悪いよ。
クラプトンのコンサートの最後が俺なのか?って何故ECに言わないのか?
いくらECに命令されても、ポール・キャラックは身を引くべきだったんじゃないのか?
逆らえないのか?
クラプトンも70歳過ぎてんだし、もう老害の域だわ。
だいたい、なんだあのステージ衣装。
白いラインが入ったトレパンとTシャツ。
あれじゃゲートボール場にいるおじいちゃんだよ。
ホント、服のセンスが無い。昔は、スーツ着たり、細くて長い足が強調されたジーンズなんか履いてきちんとしてたのになぁ。
1990年代半ば辺りから、ローディーと間違われる様なダサいダブダブのパンツにユニクロみたいな(ユニクロもスポンサーしてたな)安っぽいチェックのシャツなんかを着だしたんだ。
マジでギター持って出てきた時、ローディーと間違えたわ!
今回のバックミュージシャンだって、スーツ着た奴もいれば、農夫みたいな格好のやつ、イギリスのバルかなんかで1日中黒ビール飲んでそうな奴など、バラバラのいでたちでさ。
総じてこういうバンドを「オヤジバンド」って言うんだよ。なんか、スゲェ格好悪いバンドを観たって感想だよ。
ステージディレクターはいないのだろうか。
いくらお人好しの日本人だって、こんなの見せられたら次は無いよ。
まずは、ステージングを見直さないと。

 整理すると、ヒット曲をやれとは言わない。但し、客はECを観に来ているということをもう少し自覚して欲しいのね。で、この形態にするなら、「エリック・クラプトン」というネーミングでコンサートを開くなということ。ウドー!
 一つ付け加えるとすると、同じミュージシャンでもストーンズはどう?
彼らのセットリストは往年のヒット曲満載。新曲を出してもちゃんと散りばめながら1曲目かアンコールでは「ジャンピング・ジャック・フラーッシュ!」って叫ぶし、途中キースのコーナーでミックがいなくなったと思ったら、どこからかアフロビートが木霊し、「悪魔を憐れむ歌」が始まるんだよ。絶対。
キッスだって相変わらずだけど、ジーン・シモンズは火を吹くし、ポール・スタンレーは「ラブガーン!」って叫びながら客の上をワイヤーにぶら下がって浮遊するんだよ。
もう、水戸黄門が印籠を必ず出さないと物語が終わんないのと一緒。それがあることで、客も安心して楽しい夜を終えることが出来るのね。
だから、クラプトンに毎回「レイラ」やれとは言わないが、ちゃんとクラプトンらしさを出した演出にしてほしいわけよ。
 今回、俺はかなり、一般大衆に寄せた意見を書いていますよ。自分も音楽をやる人間だからミュージシャンの気持ちもわかる。予定調和的なアンコールには飽き飽きすることもわかるし、新曲を披露したい気持ちもわかる。
だけど、客の喜ぶことも少しは考えてもいいんじゃないの、ということ。
前回と同じ展開で客電が点いた時は、マジで笑っちゃいました。おいおいってね。
知らない曲が多すぎて、「レイラ」が聞けなかったから文句言ってるネットへの書き込みが溢れてますが、そんなことじゃないんだ。
長いことクラプトンを観てきているファンだから、ちゃんと言いたいんですよ。
もう少し考えたらって?
一生のうち1回しかクラプトンを観ることができない人だっているんだよ。
一生懸命チケットを取って楽しみにしている人だっているんだよ。
次回に期待。


花形
Commented by GHETTO BOY at 2016-04-17 17:42 x
同感です(4月16日)。
言いたいこと全部言ってもらった。
あれはダメだね。
Commented by yyra87gata at 2016-04-17 21:12
GHETTO BOY様
コメントありがとうございます。
私は13日の夜、怒りで眠れませんでした。ガーッと書き上げ、ブログに載せたところ、今迄にない反響を頂き、同じ思いをされていた方が大勢いらっしゃる事を知りました。
バックメンバーは悪くないと思います。ECとステージディレクターに猛省を促すべく、このブログを英訳し、送りました。
いち、ファンからの苦言ですが、愛ある故の行動であります。
Commented at 2016-04-18 18:58 x
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Commented by yyra87gata at 2016-04-19 00:28
みどり様。コメントありがとうございます。
何をしに来たのかよくわからないのであります。みんなレゲエリズムになってますしね。
質の高い音楽が十分できる人なんですけどね。
今日のステージを観た友人は、古典落語の域に入ってしまったという感想を述べていました。
私は、ただ単純にクラプトンが歌うロックで気持ち良くなりたかっただけなんですけどね。
Commented at 2016-04-19 12:55 x
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Commented by yyra87gata at 2016-04-19 13:39
jimi様、コメントありがとうございます。
71歳に求め過ぎているのかもしれませんね。でも、ステージを観ていて輝く一瞬があるんですよ。その時間が年々少なくなってきたという事かもしれません。
飽きでありません。飽きなら40年も追いかけないですからね。
Commented by カルロス矢嶋 at 2016-04-20 04:31 x
私も高校時代にレインボーコンサートを聴いて、クラプトンのファンになりました。プリズムが前座を勤めた武道館公演が初のコンサート観賞でしたが、何と高校の修学旅行を休んでまで参加した事を懐かしく思い出しました。
2014年は武道館初日を観ましたが、シェリフをやらず、横浜でやったことがわかりましたので大阪城ホールに立ち見で参加しました。私はシェリフのエンディングソロが好きでYouTubeなどで聴き漁っています。
今回は初日から4日間連続でシェリフをやっているようで、私的にはグッドです。 次は出来れば全公演を観たいと思います。 と言うわけで、ミスターエリックがもう一度来日してくれるよう祈るばかりです。
Commented by yyra87gata at 2016-04-20 06:21
カルロス矢嶋様。コメントありがとうございます。
今回のステージで、I shot the sheriffは白眉でした。あのプレイができるなら、まだ頑張れるかな、と。
昨日、Bob Dylanを観てきましたが、74歳でもしっかり攻めてました。感動しました。
次回のECに期待ですね。
Commented at 2016-04-21 08:54 x
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Commented by yyra87gata at 2016-04-21 14:55
Ann様
コメントありがとうございます。
わざわざ神戸からお越しになり、あのステージだとびっくりしますね。
選曲が良くないとか言っている訳では無いのですよ。ちゃんと本人がやってくれ、と言っているだけなんですよ。
「Clapton’s Family」という名義ならまだしも、ですよね。
私のコアなクラプトンファンも呆れておりまして、今後のフォローを考え直すと言ってましたね。悲しいことですが。
Commented by 461 at 2016-04-25 21:06 x
初日だけ見た人は不幸でしたね。尻上がりに良くなってきたとは思います。土曜日か月曜日がベストでしょうか。でも10年前、2006年はデレクが入ってドミノスの再現でしたが、あれと比べると月日の流れを感じます。シェリフとジンハウスの気合いを聞けただけいいとは思います。
Commented by yyra87gata at 2016-04-26 04:00
461様。コメントありがとうございます。
確かにI shot the sheriffは気合入ってましたね。
仰る通り2006年のメンバーは、ここ最近の中でベストでした。特にスティーブ・ジョーダンとウィリー・ウィークスのリズム隊は鉄壁でしたね。
何日もコンサートに行かれる方は、見比べる事ができますが、大半のお客様は1回のステージ観覧だと思います。日によるステージの出来の差異もあるでしょうが、初日は、余りにも誠意が感じられない演出だなと感じました(私は初日しか観てませんが)。
Commented by JOY at 2016-05-16 12:23 x
はなっち様
 初めての投稿です。武道館での待望のコンサートが終わり、一月あまり、余韻にひたりながらクラプトンを身近に感じて、日常を送っています。 
 桜のシーズンに来日したという彼、なるほど・・東京での公演のみで、毎回毎晩、音楽に対するエネルギーを使い果た彼は、桜の花のように、一期一会の思いをもって、プレイをするため、おそらく体力と精神力のバランスを考慮した、プロモーター側の配慮で、最小限の日程を設定したのでしょう。私は毎回の来日で一公演で複数回、クラプトンの姿と表情、それに演奏のアレンジを客観的に、しかしながら情緒的に見させていただいています。今回は大阪からお泊りで武道館へ。No life,No CLAPTON。土曜と月曜で驚くほどの違いがあり、特に土曜日は身体的に(左下肢の)痛みや疾患があるのでは拝察し、心配しておりました。東京の観客の皆様は、品位が高く冷静です。大阪では、アリーナ前列なら今回のセットリストでのクロスロードでは絶対、控えめな(?)私もスタンディングです。また、英語のヒヤリングが苦手でも、新しいバラード 「Don't be afraid, I will be there,」(曲名はわかりませんが・・)は、すぐに馴染みました。彼の最新のメッセージでとして最も響きました。
 かつて、自らが若手の演奏家として敬愛する大先輩からかわいがられ道を譲られたという感謝の想いから、クラプトンが現在の周りの方々に花を持っていただくように演出するとしていたら・・それは・・考えすぎ。クラプトンがまだまだ健康でありさえすれば、Give Way する必要はまったく見当たりません。月曜日には週末の土曜と異なり、表情も明るく音の運びも軽やかで艶やかでした。ゆっくりとOFFを満喫されたのでしょう。新しいバラードでいただいたクラプトンからの私たちへのメッセージを、私の周囲の静かに強く意思的に暮らしている普通のファン達から、クラプトンにそのままお贈りいたします。おじいちゃんでも、かっこいい♪。歳を重ねてなお成熟へ。ご健康をお祈りいたします。JOY
Commented by yyra87gata at 2016-05-17 08:47
JOY様、コメントありがとうございます。
慈愛に満ちたコメントにクラプトン愛を感じます。
私も人生の半分以上クラプトンを聴いてきていますので、彼に何を求めるのか、という事となると非常にハードルの高い部類のファンになるかもしれません。
しかし、それは置いといて、ブログにも書きましたが、金を払って見るという純然たるリスナーとして今回のステージを見た場合、彼の加齢による調子の良し悪しは別問題なのです。また、クラプトンを楽しみに来ているファン歴の浅い方にも、よくわからないコンテンツだったのではないか、と思ったのです。
ですから、心を鬼にして書いてしまいました。
もちろん、クラプトンにも英語に直して送りました。
まだまだ進行形のクラプトンです。これからも応援していきます。
Commented at 2016-06-14 20:07 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by yyra87gata at 2016-06-14 21:34
たらりん様
コメントありがとうございます。
I Still doは70歳を楽しみかの様な内容で、昔、背伸びして歌っていた内容が歌い込めているといった感じでした。
70歳も過ぎれば膝も悪くなるでしょうし、身体の節々にガタはきますよね。
ファンは応援するしかありませんね。
Commented by Z at 2017-01-19 01:11 x
はじめまして。
Google にて「クラプトン 音 悪い」で検索して辿り着きました(苦笑)。
私はまだまだ30そこそこの若輩者でクラプトンを昔から見てきた訳ではありませんが、手癖はさておきここ数年の彼のギター(特にアコギサウンド)は聴くに耐えないレベルのしょぼい音だと感じています。誰もそこに触れないので当初は自分の耳がおかしいのか・・・?と感じていましたが、はなっちさんのブログを拝見して「やっぱりそうだよな」と確信を持てました。
John Mayer やなんかと共演する機会も多いようですが、音のクオリティの違いに気づかないのかなと甚だ疑問に感じる今日この頃です。
Commented by yyra87gata at 2017-01-19 18:42
Z様
コメントありがとうございます。
ここ最近のクラプトンのアコギはちょっと酷いです。
以前はディーン・マークレー、フィッシュマンやLRバックスなどいろいろと使い分けていたようですが、最近ではマーチンの音がヤマハの安いエレアコみたいな潰れた音になってます。
もともとエレキ弾きなので、ピッキングアタックも弱いのかもしれませんが…。
ですから、フィンガー弾きでブルースを軽く歌うなら良いのでしょうが、それでもマトモとは思えませんね。
私はマーチンのD28やD45を弾くので、ECの持つOOOシリーズのような小ぶりでショートスケールの音て比べるとダイナミックレンジが豊潤と感じますしかし、OOOはDには出ない音の細やかな粒があり、その良さを引き出さなければなりませんが、いかんせんあのような体たらくです。
もう耳がバカになってしまったのかと疑いたくなります。
by yyra87gata | 2016-04-14 11:22 | コンサートレビュー | Comments(18)