人気ブログランキング | 話題のタグを見る

「ファジー・ロジック」 スーパー・ファーリー・アニマルズ

「ファジー・ロジック」  スーパー・ファーリー・アニマルズ_d0286848_18105501.jpg
 
たまたまCD棚で目に留まったアルバムのことなんですが。
昨年のラグビー・ワールドカップは盛り上がりましたね。昨今のコロナウィルス騒ぎで遠い昔のようであります。
せっかく日本でもラグビー観戦が盛んになるかと思いきや、無観客試合やイベント延期なんて事態になってしまっているので、何とも切ないですな。
さて、昨年のラグビーでイギリスという国からイングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドの4チームが出場していましたが、流石ラグビー発祥の国ですから、どのチームも強かったですね。
で、音楽的にいうとイギリスはブリティッシュロックとかアイリッシュフォーク、ケルト音楽なんてまとめてしまいがちですが、ウェールズって地区はあまりなじみが無かったんですよ。
でもね、ふと思い出したのがスーパー・ファーリー・アニマルズなんですわ。

 1990
年代半ば、ブリットポップブームの中、デビューしたスーパー・ファーリー・アニマルズ。あの時はブラーとかオアシスとか世界的にヒットしていましたが、このバンドはいまいち日本では伸び悩みました。なんせ、デビュー盤『ファジー・ロジック』(1996)から4枚のシングルヒットが出て、来日までしたのに名古屋クアトロに集まったファンは14名!これは当時事件でした。得体の知れないバンドと思われたのか、プロモーションがバカなのか、私もこのニュースをFM放送で笑いながら話しているDJから聞いた時、途端に興味が湧いたものでした。しかし、その時は聴きもしませんでしたが・・・。
 そして、何年か後に後輩のライブに行き、妙にかっこいい歌を歌っていたものですから、歌のことを尋ねたところ「スーファリの歌ですよ」と。
 「スーファリとは?(何でも略せばいいってもんじゃないよ)」
みたいな会話があって、『ファジー・ロジック』を購入しました。

 1曲目の「ゴッド・ショウ・ミー・ザ・マジック」から妙な世界に連れていかれます。んで、「サムシング・フォー・ザ・ウィークエンド」もキャッチーなノリですが、どこか鬱屈した何かがあります。全体を通してこれは90年代のサイケといいましょうか。
 これは、バンドの中心人物であるグリフ・リースの世界観かと思うのですが、こういったビートバンドは考えるよりも感じるといいましょうか、特におっさんになってからこういう新しいバンドを聴くときは何も考えずに聴いた方が良いですね。
 ストレートなパンク調ではありますが、意外なストリングスが入るところにブリティッシュを感じますし、テクノサウンドに彼らのバックボーンを読み取ることもできます。一番感受性の強い時期に流行っていた音楽ってその後の音作りに必ず出てしまうものですよね。

 さてさて、スーパー・ファーリー・アニマルズですが、最近は何してるんでしょう。初来日以降は何度か日本に来ているみたいですし、メインのグリフ・リースのソロ・プロジェクトでの来日もあったようです。
調べたら、最近ではグリフ・リースを除く4人が新たなバンド「ダス・クーリーズ」で今年の2月にデビューしてます!なんなんでしょう。このゆるさ。
ファーリーズの解散の話もありませんし・・・。
ま、いいんですけどね。


2020323
花形



by yyra87gata | 2020-03-23 18:14 | アルバムレビュー | Comments(0)